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運動前にストレッチすると、パフォーマンスは下がります。
疲労回復や怪我の予防にもなりません。
そもそも開脚や前屈できるカラダが健康で、怪我をしにくいと勘違いしている人もたくさんいます。
前屈で地面に手がつかないアスリートはたくさんいますし、
開脚が得意なヨガインストラクターやプロダンサーは一般の人よりも故障しやすいカラダだと言えます。
間違ったケアをすると、いつまで経ってもカラダは元気になりません。
「最近、体力が落ちたな」
「いつもカラダがだるい、重い」
「少し長い距離を歩くと、腰やひざが痛む」
これらはカラダのキャパシティ (機能運動性) を上げれば
解消されます。
そのためには
ジム通いも
1日何百回のスクワットも
バランスボールのようなトレーニング器具も
1万歩のウォーキングも
すべて不要。
本書では全米No.1の日本人スポーツカイロプラクターが
疲れ知らず、衰え知らず、不調なしのカラダになるセルフケア方法を
医学的エビデンスに基づいてご紹介します。
医学でいう回復力とは自然治癒力を指します。
細胞分裂のスピードそのもので年齢や遺伝的要因などに応じて人それぞれの限界値があります。
あなたは自分の回復ポテンシャルを100パーセント発揮できていますか?
私たちはカラダを労わるどころか、気づかないうちに、自ら回復を妨げる。回復力を下げてしまうような方法を繰り返しています。
そうしてカラダが不調になり、場合によっては壊してしまい、病院に駆け込みます。
根こそぎ「疲れ」をとるための方法は、優先順位がはっきりと決まっています。
回復のポテンシャルを発揮できれば、病院にも道具にも頼る必要はありません。
この本でお伝えするのは
ハリウッドスターや超多忙なウォール街のビジネスパーソン、
トップアスリートも実践している、
世界の最新医学が証明する方法です。
読み終えたころには
「どうすればカラダは回復するのか?」
この問いに対する最高の答えを手にしているでしょう。